2018年もありがほー
2018年も今日で終わり、平成最後の年越しだほ! それでは、トーハクの2018年をプレイバックだほ!今年も1月2日から開館したわ。 今年の干支にちなみ、戌(いぬ)をテーマとした作品が展示されていたわね。 1月16日からは特別展「仁和寺と御室派のみほとけー天平と真言密教の名宝」が開幕したほ。秘仏や本尊を含む仏像など66体が集まったんだほ。...
View Article2019年 新年のご挨拶
2019年、平成最後のお正月を迎え、つつしんでお慶び申し上げます。今年もトーハクは2日から開館、恒例の新春企画「博物館で初もうで」を開催いたします。今年の干支は、十二支の最後、亥(い)、イノシシです。イノシシは、日本全国多くの地域に生息している身近な動物でした。イノシシは、多産であることなどから豊穣を象徴する存在であり、また「猪突猛進」という言葉があるように、前に突き進む猛烈な勢いがイメージされます...
View Article特集「大判と小判」について
新年明けましておめでとうございます。本年もトーハクは、「博物館に初もうで」と銘打って1月2日より開館。お天気に恵まれたこともあり、たくさんのお客様をお迎えし、幸先よいスタートをきることができました。新しい年明けをここはひとつ景気良く、ということで、「大判と小判」という特集の展示を本館14室にて2月3日(日)まで行っています。折しもこのお正月、2日と3日の夜に、門井慶喜さん原作の「家康、江戸を建てる」...
View Articleイノシシ 勢いのある年に
こんにちは、ユリノキちゃんです!ほほーい! ぼくトーハクくん! 今日は本館特別1室・特別2室で開催中の、特集「博物館に初もうで イノシシ 勢いのある年に」(1月27日(日)まで)を見にきたんだほー 亥年にちなんだ作品がたーくさん展示されているのよね。 中でも「野猪」がオススメね、ユリノキちゃん。 その声は、皿井研究員! こんにちは、トーハクくん、ユリノキちゃん。二人は動物の彫刻を見たことある?...
View Article黒田先生のアトリエから―特集「ラファエル・コランと黒田清輝」によせて
黒田記念館 黒田記念室では現在、特集「ラファエル・コランと黒田清輝」(~4月14日(日))を開催しています。今日は、そのご紹介もかねて“日本近代洋画の父”、黒田清輝先生のお宅にお邪魔してみましょう。写真はおそらく明治30年代後半、黒田先生のアトリエで撮ったものです。足を組んでポーズをとる黒田先生、コール天の上下は当時、奔放な芸術家のファッションとして人目を引いたそうです。アトリエでの黒田清輝...
View Article特別展「顔真卿 王羲之を超えた名筆」10万人達成!
特別展「顔真卿 王羲之を超えた名筆」(1月16日〈水〉~2月24日〈日〉、平成館)は、2月8日(金)、10万人目のお客様をお迎えしました。ご来場いただいた皆様に、心より御礼申し上げます。 10万人目のお客様は、倉持英樹さん。本日は奥様の育美さんとご一緒に来館されました。倉持英樹さんには、当館館長...
View Article世界の国からこんにちはー北米・欧州ミュージアム日本美術専門家連携・交流事業レポート
調査研究課の今井です。去る1月15日から19日まで開催された「北米・欧州ミュージアム日本美術専門家連携・交流事業」をレポートします。当事業はアメリカ、カナダおよびヨーロッパのミュージアムの日本美術専門家を日本にお招きし、各館が抱える課題の共有と情報交換、そして人的ネットワークの構築を目的とするもので、今年で5回目になります。初日は東京国立博物館にてまず、反物に見立てた細長い和紙をきものの形に仕立て、...
View Article上杉家伝来の能面
こんにちは。本館特別1室・特別2室で開催中の特集「上杉家伝来の能面・能装束」はご覧いただけましたか?担当しました川岸です。トーハクのある職員に、どうして能面の解説には「表現が形式化している」「迫力がない」などネガティブなことを書くのか、と聞かれたことがあります。確かに、欠点をさがしている意地悪な解説に思えるかもしれませんね。でも、じつはこれがとっても大切なポイントなんです。能面には古い能面の特徴を、...
View Articleベトナムにある鎌倉時代の仏像―76年ぶりに日本へ里帰り―
本館特別4・5室で開催中の住友財団修復助成30年記念 特別企画「文化財よ、永遠に」(~12月1日(日))では、過去に住友財団の助成によって修復された仏像たちが、全国各地から出品されています。そのなかで唯一、海外から出品された仏像があります。それはベトナム国立歴史博物館が所蔵する鎌倉時代の阿弥陀如来立像です。阿弥陀如来立像 鎌倉時代・13世紀...
View Articleファッショニスタ必見! 特別展「きもの KIMONO」来春開催
東京国立博物館では、2020年4月14日(火)~6月7日(日)、平成館にて特別展「きもの KIMONO」を開催します。 10月17日(木)には、本展の報道発表会を行いました。今回はその模様とともに、展覧会の見どころをご紹介します。司会のテレビ朝日・三谷紬アナウンサーも、本展にちなみ、華やかな振袖姿で登場!報道発表会では、はじめに主催者を代表し、当館副館長の井上洋一がご挨拶いたしました。当館副館長...
View Article「正倉院の世界」展、後期の見どころ(前編)
こんにちは、今回の特別展を担当させて頂きました工芸室の三田です。いよいよ特別展も折り返し地点。ここでは後期展示の作品について見どころをお話しします。後期の展示では「作品No.60 黄熟香(蘭奢待)」と「作品No.108 甘竹簫」「作品No.109 楸木帯」、「作品No.114...
View Article「正倉院の世界」展、後期の見どころ(後編)
こんにちは、今回の特別展を担当させて頂きました工芸室の三田です。前編では「正倉院の世界」展後期展示、第1会場の見どころをご紹介いたしましたが、今回は第2会場の見どころをご紹介します。まず、「作品No.71紫檀木画槽琵琶」です。こちらは正倉院に5面伝わる四絃琵琶の一つ。正倉院宝物 紫檀木画槽琵琶...
View Articleザ・アール・サーニ・コレクションの名品は見どころ満載
特別展「人、神、自然-ザ・アール・サーニ・コレクションの名品が語る古代世界-」が11月6日(水)より開幕しました。会場は東洋館3室で、2020年2月9日(日)までの会期です。本展はカタール国の王族であるシェイク・ハマド・ビン・アブドラ・アール・サーニ殿下が収集されたザ・アール・サーニ・コレクションの中から、世界各地の古代文化が生み出した工芸品117件を厳選してご紹介するものです。「世界各地の古代文化...
View Article貴重な蔵出し作品が目白押し―特集「天皇と宮中儀礼」―
去る10月22日、天皇陛下が御即位を宣明される「即位礼正殿の儀」が行なわれました。祝日となったこの日、私もテレビにかぶりつきでこの儀式の様子を見ていました。今年2019年は、春に現在の上皇陛下が天皇の位を退位され、天皇陛下が即位されることで元号が平成から令和へと改まりました。11月には天皇一代の大祭である「大嘗祭」が行なわれます。天皇の退位や即位に伴う一連の行事は、長く宮中で培われてきた「伝統」に則...
View Article焼き締め茶陶―日本人の心の原風景
博物館情報課の今井です。現在本館14室にて特集「焼き締め茶陶の美―備前・信楽・伊賀・丹波―」を開催中です(12月8日まで)。信楽の花入にはどんな花を生けようか、備前の食器にはどんな料理を盛ろうか、不思議と想像力が湧きます。蹲花入(うずくまるはないれ) 信楽 室町時代・15世紀反鉢(そりばち) 備前...
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