つたえる、つなぐ―博物館広報のあゆみ―
現在、平成館1階の企画展示室で、博物館の広報活動をテーマにした特集「つたえる、つなぐ-博物館広報のあゆみ-」(~11月6日(日))を行っています。この展示では、現在、東京国立博物館の広報室で行っている広報活動がこれまでどのように行われてきたかについて、ポスターやパンフレットなどの制作物を通して流れを体感していただこうとする企画です。―――部屋に入ってすぐのケースには「博物館広報のはじまり」として、1...
View Article特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」開幕!
当館は2022年3月、創立150年を迎えました。 4月1日よりさまざまな記念事業を開催していますが、150周年事業のクライマックス、東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝...
View Article漆工の国宝 水の流れはどこへゆく
東京国立博物館創立150年記念 特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」前期展示(~11月13日)の「舟橋蒔絵硯箱」「片輪車螺鈿手箱」はご覧いただけましたでしょうか。本展第2展示室の中心に2点が対峙する形で展示されておりましたが、会場の様子を見ていると、知名度・人気とも若干「舟橋」の方に軍配があがるかな? という印象でした。国宝 舟橋蒔絵硯箱 江戸時代・17世紀同...
View Article東京国立博物館創立150年記念式典が開催されました
東京国立博物館創立150年記念式典が2022年11月7日に東京国立博物館平成館1階大講堂にて開催され、およそ150名の来賓の皆様にご臨席いただきました。式典会場風景 式典は、東京国立博物館長 藤原誠による開会の挨拶に始まり、東京国立博物館の150年のあゆみを振り返る映像が上映されました。東京国立博物館長 藤原誠150年のあゆみ映像続いて、ご来賓の方々を代表して、内閣総理大臣 岸田文雄様(代読...
View Article創立150年記念特集 古代染織の保存と修理―50年にわたる取り組み―
法隆寺献納宝物の染織品修理が本格的に始まったのは、今から50年前の昭和47年(1972)からです。これまでに作品の大きさや状態により8種類の修理方法が開発されてきました。法隆寺宝物館で展示されている染織品は、この間に修理を行なったものが大部分です。東京国立博物館が行なっている修理の大部分は、外部の修理業者に依頼しています。しかし、献納宝物の染織品修理は違うのですよ。なぜかというと、上代裂(じょうだい...
View Article「東博ボランティアデー」、3年ぶりに開催します!
2020年度、2021年度と2年間お休みした「東博ボランティアデー」ですが、今年は3年ぶりに開催します。ボランティアデーではボランティア募集説明会や活動紹介ツアーに加え、各種ガイドツアーにもご参加いただけます。東京国立博物館(トーハク)ボランティアの活動内容を知ることのできる、絶好の機会です。...
View Article東博・根付コレクション大公開
展示室で確認等の作業をしていると、来館者の皆様のちょっとした声が耳に入ってくることがあります。先日は「根付 郷コレクション」展示室で、制服を着た数人の学生さんたちから笑い声が聞こえてきました。何がおかしいのかと思うと、どうも根付の使用法を紹介する解説パネルの絵がツボにはまったようです。名古屋山三郎絵巻(部分) 伝宮川春水筆...
View Article2023年新年のごあいさつ
謹んで新春のお慶びを申し上げます。未だ新型コロナウイルス感染症は我々の生活に少なからず影響を与えております。健康被害を受けた皆さまに心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早いご回復をお祈り申し上げます。さて、当館は昨年創立150周年を迎え、今年度末までさまざまな記念事業を行っております。昨年秋に開催した特別展「国宝...
View Articleうさぎ尽くしの書斎
新年あけましておめでとうございます。今回、特集「博物館に初もうで」を担当した工芸室主任研究員の清水と申します。本年もよろしくお願い申し上げます。さて、今年のテーマは、「兎(と)にも角(かく)にもうさぎ年」ということで、展示室には兎に角、たくさんのうさぎ達が集まりました。絵もあれば工芸品もあります。今回のブログでは、その中でも特に文房具に焦点を当て、ご紹介したいと思います。文房具は、結構個人の趣味や好...
View Article高校生のための学芸員体験―次の150年にも、伝えていくために
東京国立博物館では2023年3月末まで、引き続き150周年記念事業を行っていきます。今回は、昨年その一環として行われたプログラムの活動記録をお届けします。次世代を担う高校生の皆さんに、博物館の専門家である学芸員の業務の一端を体験してもらいたい。そして文化財を守り伝えるという博物館の役割や、伝えようとしている人たちの思いを知ってもらいたい。そんな願いから、2022年10月1日(土)・2日(日)、「きて...
View Article「150年後の国宝展―ワタシの宝物、ミライの宝物」紹介するほ!
ほほーい、ぼくトーハクくん!「150年後の国宝展―ワタシの宝物、ミライの宝物」にやってきたほ!会場は、表慶館ね。私たちが応募した、ユリノキと、博物館ニュースが選ばれているか、楽しみね!そうだったほ!忘れてたほ!もぉ〜、トーハクくん!今回の展示イベントでは、日本中のみんな、そしてこの展覧会に協力してくれた企業から「150年後の国宝候補」を集めて、紹介しているのよ!一体どんなものが集まったのかしら?はや...
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