等伯の松林であそぶ? それとも光琳のつるとあそぶ?
夏休み恒例の親と子のギャラリーでは、トーハク所蔵の国宝のなかでも人気ナンバー1の長谷川等伯筆「松林図屏風」とアメリカ・フリーア美術館所蔵の尾形光琳筆「群鶴図屏風」の高精細複製に、ダイナミックな映像をプラスした体験型の展示を企画しています。「松林図屏風」(綴プロジェクトによる高精細複製品)原本=長谷川等伯筆...
View Article特別展「茶の湯」20万人達成!
特別展「茶の湯」(4月11日[火]~6月4日[日])は、5月26日(金)に20万人目のお客様をお迎えしました。ご来館いただきました多くのお客様に、心より御礼申し上げます。...
View Articleさよなら「茶の湯」オールスターズ
青葉が本当に気持ちのよい季節になりました。日差しも少し強くなって、雨も長くなって、そろそろ梅雨が来るのかなと感じます。そして特別展「茶の湯」も残すところわずかとなりました。展覧会の企画は3年前ほどから本格的にスタートして、そのあいだ私はずーっと平成館展示室の図面とにらめっこの日々でした。...
View Articleトーハクで建築探訪~表慶館~
現在トーハクの敷地内にある展示館の中で、最も古い建物が表慶館です。「慶びを表す」という名のとおり、明治33年(1900)、当時の皇太子(後の大正天皇)のご成婚を記念して建設が計画され、明治42年(1909)に開館しました。...
View Articleトーハクで建築探訪~黒田記念館~
トーハクの正門を正面にみて、左へ進んだ角に、黒田記念館があります。その成り立ちは、日本近代洋画の父といわれる黒田清輝の遺言によります。黒田は、大正13(1924)年に没する際、遺産の一部を美術の奨励事業に役立てるよう遺言しました。それをうけて、昭和3(1928)年に竣工したのが、黒田記念館です。その2年後の昭和5(1930)年には、美術に関する学術的調査研究と研究資料の収集を目的とした美術研究所(現...
View Articleトーハクのプリンス「埴輪 挂甲の武人」が大修理だほ!
2015年10月のリニューアル以来、平成館考古展示室の顔として展示されていた国宝「埴輪 挂甲の武人」が大修理に入ります。この修理について、トーハクくんとユリノキちゃんが迫ります!国宝 埴輪 挂甲の武人 群馬県太田市飯塚町出土 古墳時代・6世紀 埴輪で唯一国宝に指定されている、「埴輪 挂甲の武人」が7月2日(日)で考古展示室を去り、本格解体修理に入るのよ。 ということはしばらく会えないんだほ…。...
View Article【トーハク考古ファン】新国宝をお披露目! 東大寺山古墳出土の謎の大刀
トーハク考古ファンの皆さま、ニュースです!今年、トーハクの古墳時代の作品に関連して、いくつか記念すべきことがございました。まず、トーハク所蔵の東京都野毛大塚古墳出土品が、発掘されてから120周年となる節目の年に、国の重要文化財に指定されることになりました。そこで、これを記念して特集「新指定 重要文化財...
View Article特別展「仁和寺と御室派のみほとけ」報道発表!
東京国立博物館では、来年1月16日(火)~3月11日(日)、平成館にて特別展「仁和寺と御室派のみほとけ―天平と真言密教の名宝―」を開催します。 6月19日(月)、開催に先立ち、報道発表会を行ないました。まずは当館副館長の井上洋一と、仁和寺門跡・真言宗御室派管長の立部祐道氏の主催者挨拶および御室派寺院を代表して葛井寺住職の森快隆様からご挨拶をいただきました。井上洋一 東京国立博物館副館長立部祐道...
View Articleトーハクくんがゆく!「興福寺で運慶展の予習だほ」
ほほーい! ぼくトーハクくん!さて、いまぼくはどこに来ているかというと…ヒント1:シカがいっぱいいるところだほヒント2:シンボルの五重塔だほ!みんな、わかったかな?そう、奈良にある興福寺に来ているんだほ! ここで特別展「運慶」の予習をするんだほ。ほ?...
View Article平成28年度新収品展
文化財を守る博物館の最も基本的な使命。それが「保存と公開」です。日本の、ひいては人類の文化や歴史を守り伝えていくために、かけがえのない文化財を適切な環境で保管し、公開する努力が博物館を支え、ひろく支持を頂いております。トーハクの展示は日本文化を多角的に捉える目的から東洋各地も含めた、古代から近代に及ぶ、きわめて多岐にわたる質の高い文化財によって構成されています。しかし、その全体を体系的に展示し、必要...
View Article日タイ修好130周年記念特別展「タイ ~仏の国の輝き~」開幕!
東京では暑い日が続いています。 こんな日はゾウさんのように水浴びなどいかがでしょうか?この写真は、いよいよ7月4日(火)に開幕した、日タイ修好130周年記念特別展「タイ ~仏の国の輝き~」の会場風景です。 開幕に先立ち、7月3日(月)には開会式・内覧会を行い、多くのお客様にご出席いただきました。...
View Articleマーライ尊者の奇妙な冒険
このたびの 、日タイ修好130周年記念特別展「タイ ~仏の国の輝き~」では、タイの仏教美術を紹介し、日本の仏教美術とは異なった主題や造形、そして美意識を楽しんでいただこうと思っています。そのひとつとして、ここに紹介するのは、マーライ尊者にちなんだ作品です。「マーライってなに? ひとの名前なの?...
View Articleびょうぶとあそぶ つるのヒミツ
こんにちは、博物館教育課の小林です。今回は、「びょうぶとあそぶ」第2会場「つるとあそぶ」をご案内します。第1会場「松林であそぶ」の案内は11日公開のブログでトーハクくんにしてもらったのですが、すっかり会場が気に入ってしまったようで、ちっとも出てこないので、代わって私がご案内しますね。「つるとあそぶ」は琳派を代表する絵師、尾形光琳の名作「群鶴図屏風」を映像とともに楽しんでいただく部屋です。会場に入ると...
View Article【トーハク考古ファン】重文指定記念! 多摩川で古墳さんぽ ~野毛大塚古墳を訪ねて~
トーハク考古ファンの皆様、おさらいです。 2017年はトーハクの古墳時代の作品にとって記念すべき年となりました。さて、何があったのでしょうか?まずは、トーハク所蔵の東京都・野毛大塚古墳出土品が重要文化財に!重要文化財指定を記念して特集「新指定 重要文化財...
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